youtubeラウドネスノーマライゼーションで音質劣化?ラウドネスメーターで調整と対策

こんにちは。Kazunori Oです。

ラウドネスノーマライゼージョンの対応策って結局どうすればいいの?

-14LUFS?-14dB(デシベル)と何が違うの?つまるところどうすればいいんだよ!?

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youtubeのラウドネスノーマライゼーションの本当の意味するものとは?

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そもそもラウドネスノーマライゼーションとは?

簡単な言葉でいうならば音量自動調整というところだ。

そもそもノーマライゼーションは平均化を意味している。

聞いて頂いた方がいいでしょう。-24lufs に設定してあります。CMとかテレビで使われる音量です。

元の音源はこちらにはっておきます。

くらべてみると全然違うのが分かると思います。

 

 

 

テレビ、CMはもちろん、youtube Amazon music spotify tiktok apple music tiktok twiter等snsにいたるまで音に関するものはすべて世界的に規定でとりきめがあり、平均化しようとされている事はみなさんもうすでに御存知でしょう。

一度自分の例えばspotifyの設定を見てみると分かる。

設定→音質→音量の均一すべての曲を同じ音量で再生する。をon offしてみよう。音量が変わるので注意

僕のリリース曲です。参考までに 

上記のリンクでspotifyはじめApple music ,Youtube music各種配信サイトを選べます。ラウドネスon offして聞き比べしてみて下さい。(音量注意ですよ)

音量の差を感じることができると思います。

小さくされているのがラウドネスイーマライゼーション(自動音量調整)になります。

windowsでいえばラウドネス等化という項目がある。

音声の設定項目を見てみてほしい。

ラウドネスに関する設定が見あたるはずだ。

アーティストの意向でもなんでもない。世界共通のパブリッシングに関するルールなのだ。

全てのアーティストのリリース曲がラウドネストマライゼーションについて考えて配信されている。

全ての配信サイトはもちろん音楽ストリーミングサービスだけではない。

テレビ、Youtube(Youtube musicではない)ラジオもすべて民放には民放の、配信サイトごとに若干違いがあるがおむむね決まっているルールがあります。

仕事で音の納品するなら誰でも知らなければならないルールです。テレビのチャンネル変えても音量調整しなくていいのはこのルールに基づいたラウドネス調整がされているからです。

自動音量調整というと聞こえかいいかもしれないがいつだってメリットデメリットがある。

作り手としてはもちろん聞き手としても何がどうされているのかその概要くらいは知っておいた方が賢明というものだ。

ラウドネスノーマライゼーションの意味するものとは?

ではなぜラウドネスノーマライゼーションなんてものが生まれたのか?

音質はどうなるのか?

今までと何がちがうのか?

なぜ平均化なんてする必要かあるのか?

順を追って解説していこうと思う。

いろいろな憶測がとびかっているがまずはっきり言えることが一つある。

それは今まで許されていた音量より絶対値として小さくなっているということ。

絵かきならキャンバスが小さくなっているということだ。

音圧戦争が終わったなんてはたしてそうなのだろうか?

皆さんはスマートフォンを使っていらっしゃると思います。

時代が進みさらに小型化され文字表示が小さくなった場合読みやすいと思うでしょうか?

それと似ている。

キャンバスが小さくなってスペースがせまくなること。

自由が小さくなることの意味をしっかりと考えてほしい。

僕らが自由を少なくなる時はどういう時か?

簡単です。

無責任な自由になった時です。

極端な話ですが、責任がない子供時代は扱えるお金が小さいです。

同じ様に音に無責任な人が増えたからルールでしばることになりました。

こんな様な経緯だと思います。

あまりにも放送や配信における音量のばらつきがあったためだと思います。

動画サービスや音楽配信サービスによってジャンルも多様化しました。

YouTube 等における素人さんの参入も大きいと思います。

2012年に規定が世界で決まりました。

放送規準ではヨーロッパでは誤差土0.1LUFS

日本では規準に対し土0.2LKFS(今は0.1)までと非常に厳しいです。

業界でよく耳にする言葉。

絵はどうにでもなる。

でも音はそうはいかない。

意味わかりますか?

誰かに何かを想いを伝えること。

好きる人に気持ちを伝える時に礼節が欠ければ伝わるものも伝わりません。

伝えたいことがあるのならルールを守って大事なハート携えてプロポーズしましょう。

次の生まれた理由としてサービスならストリーミングの配信も大きいと思います。

今まで極端な話、アコースティックギターと歌ばかり好んで聞く人に対して

メタルみたいなラウドなバンドサウンドをプレイリストに入れて提案してきたり

ただ垣根なく(そのこと事体はいいですが)大量消費される音楽になったりジャンルをクロスオーバーして聴く人も増えたのではないでしょうか?

現実にはありえないですがアコースティックギターの音はいくら思いっきりかきならそうがメタルの歪んだギターの音量には敵いません。

CDや配信サービスでは各楽器のレコーディングをしてミックスと言われるバランス調整が行われています。

mixの詳しいやり方について知りたい方はこちら

それによって沢山の楽器がそれぞれ聞こえない事がない様に調整されて皆さんの耳に届く様になっています。

その行程の最後にはマスタリングと言われる最終的にリスナーに届ける音量を決める作業があります。

曲のばらつきも音圧もアルバムを通して表現されます。

誰かの曲をアルバム通して聴く事もいろんなアーティストの曲をごちゃ混ぜにしたプレイリストもリスナーが音量調整なしにスムーズに聴けるためのサービスがラウドネスノーマライゼーションになります。

リスナーが音楽のるつぼを歩きやすくする為という感じでしょうか?(るつぼって歩けるの?)

何もしないでもリスナーがどんなジャンルでも聴きやすく誰の曲でも違和感ない音量を目指した結果ノーマライゼーションサービスが生まれました。

テレビのチャンネルごとに番組ごとにこの番組うるさいなーとかこのドラマいつも音量上げないと聞こえないんだよね、とかそんな事がない様にする調整機構です。

ですからメリットとしては安心して視聴できる事です。これは大きなメリットでしょう。

ただそれをどうやって行なっているかと言うと簡単に言うなら音量を下げて行なっているということです。

カメラで言うところのフルサイズで撮られた写真をAPS -Cのサイズで表現される感覚と近いと思います。

聞いただけで嫌な感じすると思いますが、実際行われているのはそういう事です。

ですから音圧戦争は終わったと言われることに疑問を感じるのです。

自分の表現を描いた絵より小さく表現されるのはとても残念です。

小さい音の中で表現する事が求められているのに音圧をしっかりかせいでダイナミックに聞いてもらいたいと思う人は減ったのでしょうか?

こんな噂もあります。

Apple Musicや Spotify でもフルレンジで配信しようという動きもあるようです。噂程度の話ですが。

そりゃそうだと言う事です。

音圧戦争は終わりどころかしっかりやる人には厳しくなっている。(一般リスナーにはありがたいが)これが僕の見解です。

音圧戦争が終わったという皆さんを迷わすのはきっとTPと呼ばれるトゥルーピークについてだと思います。

多くのエンジニアはコンプのアタックを遅らせる事で解決しようとするでしょう。

ただもしあなたが素人ならばしっかりと-0.1dBの所にリミッターを差して全体の音圧を上げる事を優先させるべきだと思います。何故なら全体のルールとして音量を下がられているだけで上げる事はされていないからです。

あげすぎも音は潰れてると感じています。

どこの放送とか公共施設、ネットいろいろる所で流ししましたがそこによっても処理は違うと思います。

いろいろなアプローチがありますから。

たとえば公共のラジオで自分の曲が流れた時だとリミッターのうねる感じがよくでてました。

自分が0dBに合わせて作ってたことがまず問題でしたがリミーターの音はすごくよかったので今ならもっと適正であげるのにと悔やまれます。

やはりダイナミクスがなくなってつまる感じになってしまうのでルールを知って適正が一番です。プラグインで対応するともう少しもっと薄くつぶれる感じですかね。

つぶれることは分かりづらいけどだんごになってつまってる音になる感じでしょうか。

絵を縮小する印象と同じです。

破綻しない様に最小限に抑えられていますが。

あとは高音からなくっていくのでつややかさ色気、のびやかさが削れる感じです。

今皆さんマスクしてる生活だと思うんですが

音こもる感じありますよね?

ラウドネスノーマライゼーションも適正でアップしないとこもる感じになります。

後でラウドネスカーブでまた話します。

用はルールを知り適正なアプローチで適正な音量にする事。そうする事で意図した音を思いのまま伝えることができるのです。

是非マスクなしの相手を想った礼儀ある音を作って下さい。。

間違えないで欲しい。

自分だけになってませんか?

聴く相手、見る相手への想いやり、礼儀、配慮、マナー、ルール守った放送になってますか?

一番いいのは聞いてわかる事ですが、音の専門家がついて全て動画等の配信の音をチェックしているわけではないのは良く分かっています。

Youtube でもよくありますね?

ディレクターがカメラ持ってガンマイク1本で撮るのにカメラ持ちながら喋るからマイクの指向性を無視した結果、演者の音とディレクターの声が違って違和感ある事。

スーパー(テロップ)で解決したりしてますが予算ないんだとか、まあ聞いててそれだけで残念な感じに聞こえます。

ある楽器店の方とお話した事ですが、ギターのエフェクターの音の比較動画撮ってるのに動画では差がわからないとか。是非しっかり収録してしっかり調整してあげてください。

売れるものも売れなくなってしまいます(泣)

それではなんの為に撮っているのか分かりませんよね?

動画配信が趣味ならいいんです。

違いますよね?

変な言い方実際動画広告ですよね?

ラウドネス等化のデメリットまとめ

 

総括していきましょう。

これはもう一言で言えば 音が変化するっていうことです。

これは両方の意味が含まれます、 いい意味と悪い意味と。 

音楽に限らず ナレーションだったり BGM もそうですけど

何かをしてラウドネス ノーマライゼーションをかけられていいます。

つまり 音に対して何かしてるんでそういうことが起こることです。

すごく当たり前のことです。

これについてはそこまで悪くはあんまり言いたくないんです。

多くの 音の知識がない人にとってすごく メリットがありますから 。

ただ 作り込んだ音に対しては予期せぬと言いますか 思いがけぬと言いますか

意図と違うことが起こりかねないのでできる限り ノーマライゼーションが必要のない

適正な 音圧感 これでネットにアップするに越したことはないです。

 間違いない。

 それは伝えたい音が自分の意図したまま伝えられるっていうこれは圧倒的メリットだと思う 。

それでは次に実際にラウドネスノーマライゼーションの対策について考えていきましょう。

ラウドネスノーマライゼーション対策について

ラウドネスメーター(フリープラグイン)の設定を基準に合わせる。

ラウドネスメーターの設定一覧

  • youtube ラウドネスノーマライゼーション  

-14LUFS TP-1.0dB

  • amazon ラウドネスノーマライゼーション 

-16LUFS TP-2.0dB

  • apple music ラウドネスノーマライゼーション

-16LUFS TP-1.0dB

  • spotify ラウドネスノーマライゼージョン

-14LUFS TP-1.0dB

  • ARIB TR B32 (民放) ラウドラースノーマライセンション 

-24LUFS  TP-1.0dB

ここではフリープラグインとしてラウドネスメーターのyoulean londness meter 2を使います。

youlean loudness meter 2Youlean Loudness Meter 2 インストール 方法 

無料版てもMacてもwindowsでもStudio one, Cubase ,ProTools ,DaVinci resolve でも同じですから安心して下さい。

Youlean Loudness Meter 2 サイトにとびます。

yonlean londness meter 2

ダウンロードします。

聞きます。

インストールします。

僕はpro版もっているのでこの先は割愛します。

そのまま進めばokです。

各種DAWやビデオ編集ソフトウェアのプラグインの更新をします。

たちあげたら自動でできるもののあるのでその辺は各自各々ということで大丈夫ですか?

まずは結果から見せましょうか

こんな感じです。

スタントアロンでも立ち上がりさらに1770-4まで対応素晴らしいです。

解説するとラウドネスレンジはshort termの幅です。

つまりどれくらい大きい音と小さい音の差があるか?

ということです。

 例えば 音に集中 できるような環境であれば ラウドネス レンジが大きくあってもいい。

 囁き声が入っててもしっかり聞こえるような環境であれば大体ですが 20 LU

普通の生活音の中で聞くような感じですと10LUぐらい。

そしてこれは迷惑な話 かもしれませんが でもよくあると言いますか 社会現象でもありました

一応 話しておくと電車の中でしっかり スマートフォンで音を聞く場合。

これは本当に張り付いた 音じゃないといけないのでほとんど 幅がない  許される 音量マックスに張り付いた音。 ずっと ピーク みたいなイメージです。

 こう考えるとあながち 電車内でシャカシャカシャカシャカ 言いながら音楽を聞いてる人がうるさい電車の中 なんで大 音量で聞く理由が 常識は一旦置いとくとしても、

理にかなってると言えるでしょう。

ガタンゴトンガタンごとに言ってる中で音楽を聴くには 大音量が一番適してるということです。

 これで5LUぐらいです。

大体の目安として音量感をつかん わかっていただけましたでしょうか?

 ですから 僕のあげた動画 音声のLUはもうど真ん中の普通ということです。

 普通の生活の中で音楽を聴く場合の適正 音圧だと言えるでしょう。

PLR(ピークトゥラウドネスレシオ)ですがここは音自体の質感に大きく影響を及ぼす 数値です。

音圧が高くなれば高くなるほど この数値が小さくなります。

 つまり 音が潰れてるっていう事になります。

ジャズクラシックを除いて ポピュラーないうところで言うと

  クラブ系 EDM 系だったら 5LU 近く

静かな音から全体で大きくなる様な曲であれば15LUぐらい。 

これぐらいを目安に  ラウドネス 調整を行えばだいたいおおむね 班長に収まると思って間違いないでしょう。 

これは僕が上げたレコーディング段階からマスタリングするまでの音圧の変化を開いてイメージをつかめる様にした動画の音声です。

動画中に動画上で右クリックして詳細を見てみて下さい。

noノーマライゼーション

ラウドネスノーマライゼーションがかかっていないのが分かって頂けるでしょう。

適正値を知り実行することで表現がより自由になると思います。

自由は無責任ではなく同時に責任を負うことだと思っていますので

しっかりと放送の責任を負いつつ自由な表現を手に入れましょう。

ゴールド免許と同じです。

 責任持った運転をしていれば事故を起こさず保険料が安くなる 美味しいものをその分 食べる 自由が与えられる。

 つまりそういうことです。

ラウドネスメーターは2つ持っていれば問題ないと思います。

ずれる事があるからです。

1番の原因も簡単に説明します。

無音の部分を計測するかしないかだと思います。

フェード等入れるため若手余白がある2mixの場合便利機能でその部分を計測から省くことができるうウドネスメーターもあります。

計測のルールを合わせてあげましょう。

アップするサイトのLUFS、LKFSが分かれば問題はないです。TPは-1.0dbにしておきましょう。(クリップする様なら)

これは簡単にデジタルクリップを避ける為です。

デジタルクリップとはピークを超えて収録された場合のデジタルノイズの事です。

アナログのコンプレッションとは音が違い、ただのジとかバリと言う様な全く音学的ではない音なので絶対に避けましょう。

次にLufs についてですがyoutubeについては-13LUFSとも-14とも言われていますが現在は-14LUFSです。

spotify、Amazon music とまたそれぞれに違う基準があったりしますし時期により変わったりと大変流動的です。

ただ前述した通りキャンバスが小さくなったことにより特に少し派手めにする必要があります。

ラジオミックスとかずっと前の話になるのですが聞いたことあるでしょうか?

これは僕も当時エンジニアとして聞いていたわけではないので詳細は分かりかねますが

小さなスピーカー用(ラジカセ)みたいなもの用だと認識しています。

物理的にですが小さなスヒーカーでは低音の再生は不可能なため小さなラジオで聞く用にミックスされたものたと思います。

次の話につながるものですが小さるスピーカーであったり現代ではスマートフォンであったりとさらに小さなスピーカーでモノラルだったりもします。ラジオミックスもモノラル用たったのかも知れませんね。

大まかな話、聞き手の環境を考慮し適正なバランスと音量を保つために聞きやすく補正をしてあげることが必要になります。

どの時代もいつでも誰かの力になり、勇気を与え、励まし、思いやりを持って感謝して聞いて頂く為の音づくりすることは前に立つ者の責任の様に感じます。

ラウドネス値を測定し調整する。

実際に測定の方法は今やDAWはもちろんFinal cut 、davinciresolve、Adobe premiere 等どのソフトにも入っていると思います。

studio one loudness meter

ラウドネス等化と曲線(カーブ)について

ラウドネス等化と曲線というのは同じ様な意味です。

前述したラジオミックスの様に小さな音が小さくなると人間の耳には高域や低域が聞こえにくくなる特性がある。

そのための補正をすることをいいます。

人間の耳は可聴領域というものがあります。

20Hzから20kHzと言われています。

こうもりのエコーロケーション超音波は人間の耳にきこえにくい領域約100kHz程といわれています。

ソルフェージュとかしたことある人なら分かってもらえると思うのですが

ピアノの下の方とか極端に高音にいくと音の判別が難かしくなった経験はないですか?

人間には聴きとりやすい領域があると思ってもらうと納得できると思います。

聴こえる域のギリギリに行けば当然聴こえにくくなるということです。

年齢によっても特に上の方は聴こえにくくなる様です。

つまりその為の補正になります。

人間の耳にきこえやすくするための補正、それがラウドネスカーブということです。

ラウドネスカーブをイコライザーにて補正

確認ですがラウドネスカーブは音量が小さくなった時の人間にきこえにくくなる音域の補正です。まずはこれを心に留めて作業にかかりましょう。

小さる声でしゃべらなけれはいけない時に人は内容聴いている内容を理解するために必要な音域に集中します。それを補正してよりききとりやすくしてあげることがラウドネスカーブ調整です。

ラウドラネスカーブ補正の為のイコライジングについてですが当然ながら過度なEQは位相ずれ、逆に抜けが悪くなることももちろんあるので注意が必要です。全体のバランスから判断しておとしこみましょう。

スタジオモニターとは別に小型のスピーカーで確認が大切だと思います。

なければリスナーや視聴者がきく環境に近いもの例えばパソコンのスピーカーや小さなラジカセがおすすめです。

その時に忘れてはいけないのは低音にいてです。

小さなスビーカーには低域の再生能力が小さいです。

いやむしろないと言って過言ではありません。

スマートフォンで低域が強いものを再生してみましょう。

ベージストの動画を見てみると分かりますがほとんどきこえないくらいじゃないでしょうか?

聴こえないものは補正できません。

問違っても再生能力のないスピーカーでの補正はやめましょう。

どんなQ設定、幅にするかにも、またイコライザーの機種によっても特性は違うので何とも言えませんが特にブースト方向に使うなら6dB以内が無難だと思います。

音を聞いて判断としかいいようがないです。

耳をフラットにする意味でも次の日寝て起きて改めて聞いてみるのが最も有効たと思います。

過度にしていると違和感が必ずあります。

その場合一からやり直しましょう。

無駄に感じるかもしれませんがそうではありません。

何度もやり直してほどいい所をみつけましょう。

ラウドネスメーターで確認

最終的な確認を行います。

ラウドネスメーターをマスターフェーダー後にたちあげて(ポストフェーダー)で確認します。

パッと計測できるものもあります。まずはそれを走らせてみましょう。

こちらでおおよその数値がでたら調整していきます。

大きければ小さく、小さければ当然大きくします。

コンプ、リミッターを用意して挿します。

ナレーション系でも音楽でも注意が必要ですが、

例えば5分の動画で前半大きく後半小さくなるとか、また逆もしかりですがそこは注意しましょう。

なぜならラウドラネスメーターのLUFS等の計測値は平均を表しているからです。

前半どでかい音量で後半しりつぼみになっていても2mixでトータルがとれてしまえば正解の数値が出てしまいます。

前半はすごく大きく声がきこえるのに後半は声かきこえない等

そういったことのない様注意しながら最終の音圧を決めていきます。

分かりづらいですか?

僕もそう思います。言葉でイコライザーを説明していくのは難しいです。

ただ目指しているのは1つの場所です。

どこかの誰かが聞いてくれます。

誰かが聞いた時その音は開きやすく耳づかれしにくく優しく届く様な音です。

合わせて読むと理解が進むマスタリングについて

youtubeラウドネスノーマライゼーション対策できてるかを確認できるLoudness Penalty(ラウドネスペナルティ)というサイト

Loudness Penalty

使い方は確単でラウドネス調整をしたファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

するとこんな画像がでてきます。

これでどのサイトでどれくらいペナルティーがあるのか判断できます。

loudness-penalty-4

別のマスターも見てみましょう。

いくつか画面を紹介してみました。

何か気づくことありませんか?

Youtube と同じだけペナルティーを受けるサイトがありますね。

Youtubeのラウドネスノーマライゼーションの詳細は公にされていません。

ですが同じ動きをする中でspotifyはラウドネストマライゼーションの詳細が記載されています。

ですので一部では同じエンジンを使用しているのではないか?

とも言われています。

次の記事はSpotify Artist help を要約したりしている記事です。

エンジニアはもちろんアーティストも知っておくべき内容になっています。(アーティストヘルプですしね)

これを理解していれば現代のラウドネスノーマライゼーション対策は盤石ともいえる内容です。

是非参考にして下さい。

ラウドネスノーマライゼーションは実際に何がどう行われているのか?

youtubeラウドネスノーマライゼーションのより深い理解(spotifyで解説を行っています。)

DTMソフトでのラウドネス調整時の詳しい方法

最後に

ここまで読んで頂き本当にありがとうございます。

分かりづらい技術的な話も多かったと思います。

すいません。

ところであなたにとって音ってどんなものですか?

変な質問ですね。

おぎゃーって生まれて

おぎゃーって泣いて(飯くれ)

またおぎゃーって泣いて(おむつかえろや)

パーパとかマーマか知らんが呼びはじめ

悪態ついて横目で愛情の確認したりする。(思春期)

心の中にあるごめんの声。

今僕等はあたり前に言葉しゃべったりしています。

僕にとって、多分皆さんにとっても想いを伝えるもの、気持ちを通じさせるツールの一つだと思います。

ではもう一つ。

どんな想いを伝えたいですか?

恋人に何を伝えたいですか?

ジジババにどんな言葉をかけますか?

ドラ息子には何と声かけしますか?

しかりとばしますか?

それは何故ですか?

誰かに何か大事な気持ちを届ける音。

僕にお手伝いさせて頂けませんか?(台無し?)

手紙みたいな肉声レター?

あると嬉しいと思う人いると思うんですけど

あー、あの人の声ききたいなーって思うことないですか?

恋人の「おはよー。朝だぞー。」とか何気ないやつとか?

モーニングコールみたいな目覚ましにしちゃったらいいじゃない?

片想いで写真こっそりとるのは若干問題になりそうだけど

自分で楽しむ分には音声とって問題になるのかな?

ほら学校で給食とかの時間で

「〇〇ちゃん、エビチリ大盛りにしてくれる?大好きなんだよね〜」

というのを

「〇〇ちゃん、大好きなんだよね〜♡」

とかにしちゃったり?(笑)

ほら聞くたびにぐへぐへしちゃうだろ?

この変態!

夫の「いつもありがとう。愛してる」

収録したらさ、はりきって夕飯張り切って品救増えちゃうんじゃないですか?

月末破産にならない様にするんだぞ?

父親にとって子供の「パパ」て呼ぶ声は?

むぎゅぎゅー!お仕車頑張ちゃうぞ!

ですよね。

Youtubeで非公開アップロードすれば祖父母も喜んでくれること間違いなしかな?

そんな抱きしめる様な日常の音から

音に命かけて生きてきた人の音まで

みんなの愛してるを聞かせてくれ。

お待ちしてます。

オンライン ラウドネスノーマライゼーション調整依預やマスタリングやMA(マルチオーディオ)歌ってみたmixまで

BS12音楽番組の音の責任者(素人から紅白出場者まで幅広く収録何千万かに聞いて頂いたと思います。)が対応するオンラインサービスです。

ナレーションも対応です。

依頼前の注意点等

 配信先でも、クリップしない適切で、音質も良質なラウドネスノーマライゼーション対策して欲しい方はこちら

Kazunori Oでした。

Youtube official アーティスト チャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCMxaTyEyA12QNlZEclcSlCg

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