宇宙人を探して近所を散策しない9

12/24/2021
宇宙

2017/9/12 曇りで月は見えない。

撮影に出かけられない今夜は隊長の親戚のUFO目撃録を報告させていただこうと思う。

さくっと言うと隊長の親戚はUFOを見たらしい。話半分に聞いていた僕もあながちウソとも思えないのだ。話はこうだ。

隊長の親戚は中部地方内陸部に住んでいる。それもだいぶ山奥で、街に街灯などなく夜は真の暗闇らしい。ある日夕方日が暮れる時間まで遊んでいた隊長の妹の子供2人。17：30ごろだろうか。広場で遊んでいた2人がそろそろ帰ろうかと話していたその時のだった。

下の弟の話によると100メートルくらい離れた場所にニ等辺三角形に光っている物があって下には６つの噴射口みたいなものがあったそうだ。だが兄によるとすぐそこ20メートルくらいの場所らしい。現れたUFOは一旦林の中に隠れその後急上昇して消えたらしい。

そこまででもたくさんのツッコミどころはあるがよくよく聞いてみると本当にすぐそこだという。隊長は熱心に話してくる。僕もすかさず応戦する。小学何年生？当時3年と5年くらいらしい。誤差があっても1、2年前後だろう。小学生ならきっと校舎の運動場は200メートルトラックだ。直線では50メートルの感覚しかないはずだ。距離はすぐそこ10メートルから200メートル以内だ。校庭2個分以内か。大分差はあるが仕方ない。

しかし話はここからだ。なんとそのお父上も仕事帰りで別の場所で同じ時間に同じものを見ているのだ。お父さんもUFOだと思ったがきっと誰も信じないだろうと家に着き、奥さんに話したところ、子供達と同じ話で一致してしまったのだ。

なんという事だ。

聞いている僕も半信半疑だが、隊長は信じきっている。ただ正確な僕が知っている情報を頭で整理する。

UFOがプラズマだとかなんとかの話は何度も聞いているし物体をすり抜けられる理論もなんとなくでしかないが可能らしい事は知っている(かなり曖昧)UFOは消えることができる。しかし二等辺三角形はあまり聞いたことはない。そして底辺部には6つの噴射口が見える。相当な近距離だ。街灯もない山の中に住んでいる家。目撃者3人。他にもいるんじゃないかと隊長に詰め寄る。隊長が当時ググった限り同時刻での目撃情報は上がってない。当然写真もない。くーぅ。決定打に欠ける。ただ完全否定も僕には出来ない。ただ最後の事実として隊長は酔っている。今日も一緒にパトロールに出た片手には水筒。中身は確実にアルコールだ。これだけは事実で、前回も話を聞いた日も飲んでいた。隊長は仕事の前にも程よくのみ(本人談)仕事から帰れば即刻晩酌が始まる人間だ。つまり僕といる時間は100%の確率で飲んでいる。目撃情報が真実かどうかわからない。ただ僕から断言できる正確な情報は2つある。

1つは隊長は必ず酔ってこの話をしてくる事。

2つめは隊長は悪い奴じゃない事。

これだけだ。

今日の報告は以上だ。

Kazunori O